年齢による問題ではない目のたるみ、眼瞼下垂とは

意外と知られていない眼瞼下垂~頭痛や肩こりも現れる~

目がたれると困ること~見た目だけじゃないさまざまな問題~

年齢を重ねると、「昔に比べて目がたれてきた」と感じる女性は多いでしょう。目が小さくなるので老けて見られるようになり、気にする人は多いものですが、見た目以外にも問題となることはあるのでしょうか?

目がたれてきたことで困る人々

女性の目

実際に目がたれてきたという悩みを持っている人は、少なくないでしょう。ここで、目の悩みを抱える女性の声を見ていきます。

一気に老けて見えるようになりました(53歳/女性)

私は元々、若い頃からたれ目気味の容姿でした。しかし、年齢を重ねるごとにたれ目の状態がどんどんひどくなり、さらに目尻や目元にシワまで見られるようになってしまいました。同年代の奥さんと一緒にいても、やっぱり私だけ5歳は老けて見られてしまうので、年齢を間違われるたび憂鬱な気持ちになってしまいます。

視界が悪くて困ります(56歳/女性)

年齢を重ねると老眼などの症状も現れるものですが、私の場合は視力以前に、目がたれてしまうことで視界が狭まっているのが悩みです。車を運転しているときなども、信号が見えづらくなる瞬間がよくあるので、最近では車に乗ることも極力控えています。見た目が老けて見られることも嫌ですが、これ以上まぶたが垂れてしまうと、普段の生活にも悪影響が現れそうで不安ですね。

目のたるみがこんな症状を引き起こす!

目がたれていると、見た目や視界に影響が現れるだけではありません。さまざまな悪影響が現れるため、注意が必要です。

目のたるみが原因でおでこのシワができると聞きました。どうしてそうなるんですか?
目がたるんでしまうと、無意識に視界を広く保とうとして、おでこの筋肉を使ってしまうからです。まぶたを広げる筋肉は非常に少ないので、頑張って広げようとしても限界があります。そのためまぶたを大きく開くには、すぐ上のおでこの筋肉を引っ張って、まぶたを開ける必要があるのです。おでこの筋肉を使うと、おでこの皮膚にシワが入ってしまうため、目がたるんでいる人の多くにこのシワが現れてしまうのです。
最近肩コリや頭痛も酷いです。何か関係がありますか?
まぶたがたれてしまうと、視界を広く保つために、無意識にアゴを上げてものを見てしまうクセができてしまいます。この不自然な姿勢によって体に負担が掛かり、首や肩の筋肉が凝ってしまうわけです。首や肩の筋肉が凝ると、同時に頭への血行も悪くなるので、頭痛の症状も現れるようになります。また、まぶたを上げる筋肉である「ミュラー筋」は自律神経とつながっていて、まぶたがたれると自律神経が緊張し、肩こりが発生するということもあります。

目のたるみが起こってしまうと、単純に見た目が悪くなるだけでなく、視界が狭くなることや肩こり・頭痛などの多くの症状が現れます。まぶたに異変が現れただけで、体全体に負担が掛かってしまうわけです。

もしかしたら眼瞼下垂かも!?~皮膚がたれているだけじゃない~

目がたるんでしまう原因について、多くの人は「加齢で肌がたるんだせいだ」と考えます。しかし、目のたるみの原因は肌の老化ではなく、実は「眼瞼下垂」と呼ばれる病である可能性があるのです。

眼瞼下垂と皮膚のたるみの違い

眼瞼下垂と肌のたるみには、起こる原因などに違いがあります。耳慣れない「眼瞼下垂」の詳しい症状と、肌のたるみとの違いについて説明します。

眼瞼下垂
眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉である「眼瞼挙筋」に異常が現れる病です。先天的な眼瞼下垂ですと、眼瞼挙筋を動かす神経の異常や、生まれつき眼瞼挙筋の発育が不十分である場合に発症します。後天的な眼瞼下垂ですと、眼瞼挙筋とまぶたの形を保つ瞼板の間にある「挙筋腱膜」が緩んでしまうことで発症してしまいます。後天的な眼瞼下垂が発症する理由は、加齢やコンタクトレンズの使用による負担のほか、花粉症などで普段強く目をこすってしまうことで、筋膜が緩んでしまうことが挙げられます。また、怪我による後遺症や、バセドウ病による目の筋肉の炎症、まぶたの腫瘍ができることで重さによりまぶたがたれるなどの症状も原因として考えられるでしょう。
皮膚のたるみ
皮膚のたるみにより、眼瞼下垂のような症状が現れることもあります。専門用語で「眼瞼皮膚弛緩症」と呼ばれ、まぶたを皮膚が隠してしまい、老け顔や視界の悪さが現れてしまうのです。通常の眼瞼下垂の場合、眼瞼挙筋の短縮や眼窩隔膜の前転などの手術が必要となりますが、皮膚のたるみであれば、まぶたの余分な皮膚を切除することで治すことができるでしょう。

眼瞼下垂になる原因

眼瞼下垂は先天的な病ではなく、後天的に発症することもあります。では、どのようなことをすると眼瞼下垂を発症させてしまうのでしょうか?

まぶたを擦る
眼瞼下垂は、目を強く擦ることで発症することがあります。アトピーや花粉症、逆さまつげなどによって目を強くこすってしまう人は多くいますが、こうした行動が眼瞼下垂を招いてしまうのです。できるだけ目を擦ることを避け、まぶたを刺激しないかゆみへの対策を行ないましょう。また、目を覚ますためや化粧を落とすためについ目を擦ってしまう人も多いものですが、こうした習慣も眼瞼下垂を引き起こすため注意しましょう。
コンタクトレンズの長期使用
ハードコンタクトレンズを使用し続けている人も、眼瞼下垂になりやすいとされています。レンズがまぶたの内側を刺激し続けることにより、眼瞼挙筋が瞼板から外れ、眼瞼下垂が現れてしまうのです。コンタクトレンズをハードからソフトに変えることで、眼瞼下垂への対策は行なえます。しかし、コンタクトの装着自体がまぶたに負担を掛けていることもあるため、コンタクトの装着時間を減らす方法が効果的といえます。
目の疲れ
デスクワークなど、目を酷使する仕事に就く人は眼瞼下垂になりやすいとされています。目を酷使し続けると、まぶたを広げるミュラー筋にも負荷を与えてしまい、眼瞼下垂の症状が誘発されるようになるのです。なるべくミュラー筋に負担を与えないためには、適度に目を休ませる必要があります。また、ミュラー筋は視線を上にすると負担が大きくなります。そのため、本や携帯電話、パソコンの画面は目線が下にいくように位置を調整しましょう。

あなたはどんな症状?セルフチェックの方法

以下は眼瞼下垂かどうかを判別するためのチェックです。いくつ当てはまるか数えましょう。

  • 肩こりや頭痛がする
  • 上を見るときおでこにしわができる
  • 目が開きにくい
  • 目をよくこする
  • 逆まつげが酷い
  • ハードタイプのコンタクトレンズを使っている
  • まぶたがくぼんでいる
  • 夕方目の奥が痛む
  • 目がすぐに疲れる

当てはまる内容が多ければ多いほど、眼瞼下垂である可能性が高いといえます。しかしこの内容はあくまでセルフチェックですので、詳しく調べたい場合は専門のクリニックで検査を受けるとよいでしょう。下記サイトでは、眼瞼下垂に関する詳しい症状と治療に関する内容が紹介されています。

自分で出来る解決策とプロに任せる解決策

眼瞼下垂になってしまった場合でも、改善する方法はあります。軽度の症状なら自分で行なえる改善方法もありますし、症状が酷い場合でも二重手術という方法なら解決できます。

自分でできる改善方法はありますか?
まぶたの筋肉を鍛えるためのトレーニングが効果的です。トレーニングによって筋肉が鍛えられると眼瞼下垂の症状も改善されます。また、併せて目の周りのマッサージも行ないましょう。マッサージをすると血行が促進されるのでハリが生まれ、たるみが改善されます。トレーニングとマッサージはなるべく毎日行なうと効果が実感しやすいです
トレーニングの効果が出ない人もいますか?
症状が酷い場合はトレーニングだけでは効果が低いかもしれません。そうした場合は二重手術を検討しましょう。美容外科の二重手術を受けることでたるんだまぶたを改善し、パッチリとした目を手に入れることができます。二重手術には様々な種類があり医師によって技術も異なるので、カウンセリングなどを行ない、どこで受けるかきちんと考えましょう。

下記サイトでは、眼瞼下垂にも対応した二重手術の基本とおすすめのクリニック情報が紹介されているので、参考にしてみましょう。

TOPボタン